EOS M6は初心者でも扱いやすい一眼カメラとして人気がある。
キットレンズを使うことでコンデジ感覚でオシャレな写真を撮れるカメラなのだが、もし写りをさらにこだわりたいならば単焦点レンズがオススメだ。
ここではCanon EOS M6に合わせる単焦点レンズの後悔しない選び方を解説しよう。
Canon EOS M6 レンズキットEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM 付属
旅行で撮るスナップ写真は35mm判換算で焦点距離が35mm位の広角レンズがもっとも扱いやすいとされている。
EOS M6の場合には、EF-M22mm F2 STMがそれにあたる焦点距離の単焦点レンズだ。
このレンズの焦点距離は22mmだが、EOSM6はAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しているので、35mm判換算するとちょうど焦点距離が35mm相当になる。
また、このレンズは単焦点レンズであり開放絞りは最小F2とかなり明るくなる。
更にオススメの点は、径が約61mm、長さはなんと24mm弱、そして重さが100gちょっとというコンパクトで軽量なところだ。
Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM
この動画はEF-M22mm F2 STM一本で撮影されたミュージックビデオだ。
どの程度暗所でも撮影できるのか?ボケ感がどの位表現できるのかよく分かる動画になっているのでぜひ視聴してみよう。
EF-M22mm F2 STMは、6群7枚の構成で非球面レンズを使って各種収差を抑えている。
また、特殊なコーティングを施されているレンズは光の反射が少なく、これにより周辺部のフレアやゴーストを防止している。
こうしたキヤノン独特の技術により、EF-M22mm F2 STMはシャープな描写ができ、開放絞り付近でのボケ味も良い。
写真は flickr EF-M22mm F2 STM 作品から引用しています
レンズ名の最後に付いているSTMは、AFに使われているステッピングモーターを意味している。
これは電気的なパルスに同期して動作するモーターで、パルスモーターと呼ばれることもある。
このSTMを使うことで、素早いピント合わせと静かな動作音を実現でき、更にレンズの小型化にも貢献している。
また、このSTMによるAFは動画撮影の時のピント合わせにも威力を発揮する。
その他にはマニュアルでピントを合わせるのが、フォーカスリングを回すだけでできる点や、近接撮影の描写性能をアップするために導入されたフローティングシステムがある。
Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM
✅初心者でも扱いやすい焦点距離
✅スナップ撮影に最適!
✅ピント合焦スピードが早い