EOS M6の前モデルEOS M3にはレンズキットの種類が豊富で、中でもダブルズームキットは標準ズームレンズと望遠ズームレンズ二本がお買い得な値段で販売されていた。
ではEOSM6ではどうか?
EOS M6ではマクロレンズキットや単焦点レンズキットは今のところ(2017年7月時点)販売されていないが、ダブルズームキットは健在だ。
ここではEOS M6のダブルズームキットになっている二本のレンズについてEOS M6と一緒に購入する価値があるものか検証してみよう。
一眼カメラの場合、ボディだけ持っていても撮影できないのは言うまでもない。
もしEOSのMシリーズで使えるレンズを持っているのならEOS M6のボディだけ購入すれば良いが、はじめてMシリーズのM6を購入するのなら、レンズも一緒に購入することになるだろう。
そんな人の便宜をはかるためか、キヤノンではボディとレンズをセットにした販売もしている。
そして、セット販売の中にボディと2本のズームレンズを組み合わせたEOS M6 ダブルズームキット EF-M15-45mm/EF-M55-200mm 付属がある。
このタブルズームキットで使われているレンズを見てみよう。
Canon EOS M6 ダブルズームキット
1本目のEF-M15-45mmF3.5-6.3 IS STMは、標準的な広角レンズから望遠レンズの入り口までカバーするズームレンズだ。
レンズは130gと軽くて径は約61mmそして長さは約45mmとかなりコンパクトにまとまっている。
最短撮影距離は25cmだからかなり被写体に接近して撮影できる。
写真は https://www.dpreview.com/ のEF-M15-45mmF3.5-6.3 IS STM 作例を引用しています。
Canon 標準ズームレンズ EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
2本目のEF-M55-200mmF4.5-6.3 IS STMは、望遠系のズームレンズで、ポートレートからかなり遠くの被写体の撮影まで可能だ。
さすがに最短撮影距離は1mだが、この手の望遠系ズームレンズにしてはかなり近寄っても撮影出来る。
写真は https://www.dpreview.com/ のEF-M55-200mmF4.5-6.3 IS STM 作例を引用しています。
重さは260gと1本目と比べると少々重いが望遠系ズームレンズとしては軽い方だ。
また、径は1本目と同じだが長さが約87mmと長くなるが、最大焦点距離が200mmの望遠ズームレンズにしてはコンパクトだろう。
いずれのズームレンズも最新のAFと手ブレ補正機能が搭載されていので、満足できる静止画や動画が撮れる。
もしEOS Mシリーズのレンズを持っていないのなら、このダブルズームキットはお買い得と言えるだろう。
Canon EOS M6 ダブルズームキット