EOSkissX80でCanon純正の単焦点レンズは買うな!
EOS kiss X80の交換レンズで人気が高いものに単焦点レンズがある。
単焦点レンズはズームレンズのように自由にサイズを変えることはできないが、絞り開放値を小さくすることでボケ味のある写真が撮れる。
中でも50mmの単焦点レンズ EF 50mm f/1.8 STMが神レンズと呼ばれるほど人気があるが、一方で単焦点レンズはキヤノンを選ばないほうが良いという意見もある。
ここではEOS kiss X80に合わせるオススメの単焦点レンズについて解説しよう。
Canon EOS Kiss X80 レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II 付属
結論を先に言うとEOS kiss X80で芸術的な綺麗な写真を撮りたい時にオススメなのが、SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSMだ。
これは30mmという単焦点レンズで、開放絞りがF1.4と極めて明るい。
そして、レンズ名に「Art」が入っているようにメーカーとしても画質に相当な自信を持って送り出したレンズだ。
シグマのArtラインは高品質な写真が撮れることで評判が良い。
そもそも単焦点レンズを購入する目的は、ズームレンズでは撮影できないオシャレな写真を撮るのが目的だ。
せっかく購入するならメーカーにこだわることなく最高の一本を選択したいだろう。
このレンズはEOS kiss X80のようなAPS-Cサイズの画像センサーを採用しているデジタル一眼レフカメラ専用に作られている。
そして30mmというとAPS-Cサイズのカメラでは、画角が50度、フルサイズ換算すると焦点距離は45mmとなりスナップ撮影に最適なレンズとして使える。
また、開放絞りF1.4は、このような標準レンズでは最高の明るさと言ってよく、被写体の主題を強調するための前後のボケ味も最高だ。
SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM
この動画ではCanon EOS kiss X7iとSIGMA 30mm F1.4 DC HSMで撮影しているユーザーがレビューしてくれている。
メリット・デメリットを詳しく解説してくれているのでぜひ視聴してみよう。
シグマはこのレンズに両面非球面レンズを採用して、各種収差などを徹底的に排除している。
そのため中央部から周辺部まで万遍なく高画質で、フレアやゴーストも出にくい。
そして、他のレンズでは7枚羽根が多いが、これには9枚羽根円形絞りを採用しているので、より自然な描写が出来る。
写真は flickr SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM 作品から引用しています
AFを作動させるのは超音波モーターで、これがピント合わせの高速化と静粛性に寄与している。
また、リアフォーカス方式を採用しているため、各種収差の影響を抑えていて、これも高画質を実現するために役立っている。
一旦AFでピントが合った後も微調整したい時があるが、それはフォーカスリングを回すだけで済むので操作性も良い。
長さは約63mmで重さは約435gと、開放絞りが明るいレンズにしてはコンパクトで軽いものオススメする理由だ。
SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM
F1.4の強力なボケ味のある写真が撮れる
AF駆動音も静かでピントもすぐに合う
EOS Kiss X80に最適な標準焦点距離のレンズ