EOS Kiss X80の購入を考えたら知っておきたいコト
Canon EOS Kiss X80は2016年4月に発売されたキヤノンの初心者向け一眼レフカメラだ。
見た目や質感はキヤノンの人気機種 EOS Kiss X7を彷彿とさせるのだが、価格はさらに安く設定されている。
そのためスマホの一歩上を目指す女性ユーザーに最適の一眼レフカメラだ。
ここではCanon EOS Kiss X80の購入前に必ず知っておきたいコトを解説しよう。
Canon EOS Kiss X80 レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II 付属
一眼レフカメラ入門機 EOS kiss X80ってどんなカメラなの?
CANONのEOSシリーズの中で、EOS kiss X80は機能を絞って価格を下げた、デジタル一眼レフ入門者用のカメラだ。
機能を絞ってあると言っても、他のEOSシリーズと同じく操作性の良さや高画質撮影が出来るところは同じと言える。
X80で改良された点は、Wi-FiやNFCといったスマホとの連携しやすい機能が加えられたところだ。
それでは大まかなスペックを見てみる。
SNS用からRAW記録用まで10段階から選べるEOS kiss X80の画質
EOS Kiss X80の画像センサーは、約1800万画素のCMOSセンサーを使っている。
この画素数は決して欲ばった数値ではないものの、2000万画素が主流の一眼カメラ中級クラスとそれほど大差がない解像度があると言われている。
それ故、被写体の質感やディテールなどの表現は十分だ。
それから、画像センサーと共に重要な働きをする画像エンジンは、DIGIC 4+を採用している。
画像エンジンは、画像センサーに入って来た光を信号化して写真データとして記録するためのものだ。
このDIGIC 4+は、こうした画像処理を高速かつ精細に行うことが出来る優秀な画像エンジンで、FULL HD動画撮影の時にも活躍する。
画像はキヤノン公式HP:EOS kiss X8|Wi-Fiですぐに共有から引用しています。
また、画像の記録方式は静止画なら2万枚以上撮影可能なS3から200枚程度のRAWまで10種類もある。
アイコンをかざすだけで接続できるWiFi機能搭載 EOS kiss X80
EOS kiss X80の特長であるWi-FiとNFCはどうなのだろうか。
Wi-FiはPCやスマホで使われている無線による通信方法で、このカメラの場合には、他の機器とのデータのやり取りやリモート撮影に使われる。
撮影したデータは、Wi-Fiによってスマホなどに転送できるし、コネクトステーションへ保存したり、ウェブサービスにアップロードすることも可能だ。
リモート操作もできるEOS kiss X80
また、スマホのアプリを使えばWi-Fiによって、CANON EOS kiss X80を離れたところから操作することも出来る。
Wi-Fiがある程度距離が離れていても使えるのに対して、NFCは近くにある機器同士の無線通信に使われる。
画像はキヤノン公式HP:EOS kiss X8|Wi-Fiですぐに共有から引用しています。
例えば、CANON EOS kiss X80とスマホを近づけるだけで、NFCによって画像データの転送やスマホによるリモート操作ができる。
操作性はどう?コンデジ感覚のEOS kiss X80
デジタル一眼レフというと操作が難しいのが一般的だが、EOS kiss X80は、コンパクトデジタルカメラ並みの撮影が可能だ。
それと言うのも、このカメラには多種の撮影モードが搭載されているからだ。
撮影モードには、面倒なことはカメラが自動で設定してくれて、人はシャッターを押すだけで良いシーンインテリジェントオートがある。
その他にも料理の写真あるいは花の写真などが綺麗に撮れるモードなどもあるので、初心者でも操作に不安はない。
また、ある程度EOS kiss X80の撮影に慣れてきたのなら、応用撮影モードを使えばデジタル一眼レフの醍醐味を味わえるだろう。
ミラーレス一眼カメラとEOS Kiss X80 の違い
デジタル一眼のレンズ交換式カメラには、EOS kiss X80のようなデジタル一眼レフカメラとデジタル一眼ノンレフレックスカメラ(ミラーレス一眼カメラ)がある。
違いはファインダーが光学式か電子式かになる。
光学式ファインダーとは、レンズを通ってきた光がファインダーを覗くと見える方式のものだ。
電子式ファインダーは、レンズを通ってきた光を画像センサーで捉えて、ファインダー内の液晶パネルで映して、それを見る方式だ。
EOS kiss X80は光学式ファインダーで、被写体の様子をそのまま確認できるようになっている。
また、AFは9点のセンサーによって作動するので、撮りたい被写体に素早くピントを合わせられる。
EOS kiss X80には、ファインダーの他にボディ背面に大きな液晶パネルを装備している。
そして、こちらの液晶パネルを見ながら撮影することも出来て、これをライブビュー撮影と呼んでいる。
このファインダーを覗いての撮影とライブビュー撮影の切り替えは、ファインダーの傍にあるスイッチによって素早く行えるような工夫も見られる。
コンデジやスマホ撮影に慣れているユーザーは液晶モニターを見ながら撮影することが主となるが、EOS kiss X80はビューファインダーの切り替えも楽にできるので便利だ。
EOS kiss X80はどんなレンズが使えるの?
EOS kiss X80は、CANON EFマウントを採用しているので、CANONのEFシリーズあるいはEF-Sシリーズのレンズが使える。
特にEFシリーズのレンズは種類が多いので、使いたいレンズが必ず見つかるだろう。
一方EF-Sシリーズのレンズは、EOS kiss X80のようなAPS-Cサイズの画像センサーを搭載した一眼レフカメラ用に作られている。
EOS kiss X80のイメージセンサーはAPS-Cサイズのため、相性の良さではEF-Sシリーズを選択するのが良い。
EFレンズはフルサイズセンサー用のレンズのためEF-Sレンズよりも高価であることが多いことも付け加えておこう。
また、EFマウントのレンズは他社製(シグマ・タムロン)のものもあるので、そちらを使っても撮影できる。
軽量コンパクトなEOS kiss X80 初心者おすすめレンズは標準ズームレンズ
ボディ本体の大きさは、幅が約13cmで高さが約10cm、そして奥行きは8cm弱だ。
重さは約485gだからデジタル一眼レフカメラとすれば、コンパクトで軽いと言える。
そしてEF-Sシリーズのレンズもコンパクトで軽いので、ボディにレンズを付けっぱなしでも持ち運びは苦にならないだろう。
ちなみにEOS kiss X80にはレンズキットがあり、EF-S18-55mm IS IIというズームレンズが付属している。
これは広角から標準をカバーしているが、非常に使いやすいレンズだ。
レンズキットで購入すれば、別々で購入するよりもお得な値段で購入できるのでオススメだ。
Canon EOS Kiss X80 レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II 付属
コンデジ感覚で使える一眼レフカメラ
光学ビューファインダー搭載
多種の撮影モードがあって簡単にキレイに撮れる