EVF-DC1はEOS M3に取り付けることができるファインダーだ。
EOSシリーズで初となる外付けEVFとなるのだが、もともとは他機種のオプションとして用意されていたものである。
そもそもCanonの一眼レフカメラでは光学ビューファインダーが当然のようにあることから、外付けのビューファインダーが用意されてこなかったのは当然のことだろう。
実はミラーレス一眼ではCanonだけでなく他社メーカーもビューファインダーがついていないものが多い。
実際使ってみると分かるのだが、液晶モニターだけではじっくりとファインダーで被写体を追うのはかなりやりにくい。
EOS M3でそれらの悩みを解決してくれるのがEVF-DC1である。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M3 レンズキット(ホワイト) EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属
では、EVF-DC1の特徴をレビューしていこう。
先述したようにEVF-DC1はEOS M3に向けて開発されたものではないのだが、取り付け時の外観は全然悪くない。
センサーが顔の接近を感知することで映像の出力先をモニターから、EVFに自動的に切り替えてくれるのが1つめの特徴だ。
多少液晶モニターからのタイムラグがあるのは否めないが、十分に許容範囲内にあるだろう。
特に一眼レフユーザーの場合は、液晶モニターよりもこちらのEVF-DC1の方が使いやすいのではないか。
Canon 電子ビューファインダー EVF-DC1
✅EOS M3専用の純正ビューファインダー
✅ファインダー部は約90°チルト可動できます
✅液晶モニター表示とファインダー表示をオートで切り替えることもできます
液晶モニターを確認して撮影するよりも、やはりファインダーでの撮影の方が集中できる。
ファインダーは被写体を捉えるために利用されるので、本格的にEOS M3を運用するのならEVF-DC1は申し分ない製品である。
一度、EVF-DC1を使って撮影をしてしまうと、次からもファインダーを使いたくなる理由がわかるというものだ。
アクセサリとしては高額な部類に入るがそれだけの価値は十分にある。
実はEOS M3にはボディとセットになったEVFキットが発売されている。
Canonの一眼レフユーザーであればEFレンズをすでに所有しているだろう。
ということはレンズアダプターがあればEFレンズを装着できるので、EOS M3をEF-MレンズキットではなくEVFキットで購入するという手もあるのだ。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M3 ボディ(ホワイト) EVFキット
✅後々ビューファーを買う予定ならオススメ!
✅被写体を追いながら撮影するにはかなり有利!