RAW現像用のパソコンにビデオカードは必須ではない理由を解説

※2023年11月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています

 

 

RAW現像がはかどるパソコンって、良いグラフィックカードがないとダメなの?

 

パソコンでは画像や映像の処理速度を上げるにはグラフィックカード(ビデオカード)が必須であるという考えがあります。

 

ではRAWデータを使った画像編集ではグラフィックカードが必須なのでしょうか。

 

結論を先に言うと、新しいCPUのパソコンであれば、グラフィックカードは必ずしも必須ではありません。

 

ここではRAW現像用のパソコンにビデオカードは必須ではない理由と、ビデオカードが必要なケースについて解説します。

 

RAW現像のパソコンにグラフィックカードは必要?

 

パソコンショップのハイエンドRAW現像用パソコン

 

 

通称グラボって呼ばれるパーツはどんな役割なの?

 

グラフィックボード(ビデオカード)は画像処理専門のパーツです。

 

CPUにも同じ機能はありますが、ビデオカードがあると画像処理の負荷を分散できるので結果的に処理が早くなります。

 

RAW現像にグラフィックボードは必要なのか?

 

という問いに対する結論としては、あればいいなという程度です。

 

結論

 

✅RAW現像にグラボは「あればよい」程度

 

✅RAW現像の枚数が少ないなら顕著な違いが出ない

 

✅PCショップのデスクPCなら後で追加できる

 

 

GPU(グラフィックカード)についても今回は処理速度への影響が見えづらい検証となりましたが、同じマシンで行う作業や、Adobe Lightroom Classic/Adobe Lightroomでの作業と並行して行うことが想定される作業の種類に合わせて検討した方がよさそうです。

参考情報:RAW現像処理に最適なパソコンを検証|パソコン工房

パソコンショップのデスクトップPCなら後から追加もできますので、優先度は低めで問題ありません。

 

基本的にRAW現像を行うソフトが、さほどグラフィックボードに依存しないからです。

 

グラフィックボードがあるからといって、顕著な違いがでるわけではないので、RAW現像をする機会や枚数が少ない場合は必須ではないでしょう。

 

またソフト次第でグラフィックボードの依存性が異なるので、自分がどんな現像ソフトを利用をするのかで決めたほうが良いです。

 

RAW現像編集ソフト 必要なグラフィック性能(Windows)
Adobe Lightroom Classic CC

・64 ビットをサポートしている Intel または AMD プロセッサー(2 GHz 以上のプロセッサー)
・DirectX 12 をサポートしている GPU
・GPU 関連機能用 OpenGL 3.3 および DirectX 10 対応ビデオアダプター
・8 GB の専用 GPU メモリ、または GPU の完全アクセラレーション用に 16 GB の共有メモリ
2022年8月 公式サイトから

Adobe Lightroom CC

・64 ビットをサポートしている Intel、AMD、または ARM プロセッサー
・RAM(メモリ)16 GB 以上
・DirectX 12 をサポートしている GPU
4K 以上の画面解像度をサポートするディスプレイの場合は 4 GB の GPU メモリ
2022年8月 公式サイトから

SILKYPIX Pro 11

・Intel Core 2 Duo 以上 または AMD Athlon 64 X2 以上のプロセッサー
・DirectX 10以上に対応したグラフィックボード
・4GB以上のRAM(8GB以上推奨)
・20GB以上の空き容量のあるハードディスク
2022年8月 公式サイトから

Capture One Pro

・2コア以上のAMDまたはIntel プロセッサー
・8GB以上のメモリ
2022年8月 公式サイトから

 

資金的に余裕があれば、グラフィックボードを追加するという程度で十分です。

 

これからRAW現像を始める初心者の方なら、特に必要はないでしょう。
ちなみにノートパソコンの場合は拡張機能がほとんどありませんので、必要なら最初から組み込まれているものを購入してください。

RAW現像はミドルクラスのグラボで十分

人気のグラフィックカード GeForce RTXシリーズ

 

 

RAW現像用のパソコンならグラボは何がオススメ?

 

では自分のパソコンに載せるのなら、どの程度のものがいいのでしょうか。
グラフィックボードで有名なのが、NVIDIA GeForceというブランドです。

 

このGeforceならミドルクラスのものでもRAW現像に十分対応できます。

 

2019年にはGeForceのRTXシリーズも発売されていますが、RAW現像にはスペックオーバーです。

 

ミドルモデルのNVIDIA GTX1660シリーズで必要十分です。
ただ、最近の一眼カメラは動画性能がアップしており、写真だけでなく動画も撮影するようになった写真家も増えています。

 

RAW現像だけでなく高解像度(4K)の動画編集もやる方はNVIDIA GeForceのミドルクラス以上を使うのがオススメです。

 

グラボ使うなら

 

✅RAW現像にはエントリークラスのGeForceがオススメ

 

✅高解像度の動画撮影もするならミドルクラス以上が良いです

 

✅PCショップのデスクトップがコスパ高

 

 

パソコンショップではRAW現像ユーザー向けにGeforceのエントリークラスを搭載したパソコンを揃えています。
パソコンショップのデスクトップなら低予算でコストパフォーマンスの良いパソコンが手に入ります。

 

プロ仕様にするならraw現像はQuadroがオススメ

 

CADやCGの画像処理に使われるハイエンドグラフィックカード Quadro

 

 

カラーマネージメントモニターを使うならQuadroが良いかも..

 

プロ仕様でRAW現像・動画編集したい方はGeforceでは物足りなく感じる場合があります。
特に違いがでるのが画面の色情報です。
一般的なJPEG画像やMP4動画は8bitカラーで十分なのですが、最新の高性能なカメラではRAW画像で14bit、動画で10bitカラーの出力ができるようになってきています。

 

8bitカラーは約1677万色ですが10bitカラーなら10億6433万色と、桁違いの色情報があります。

 

ちなみにGeForce GTXシリーズでは8bitカラーの出力しか対応していません。

 

そこでプロのクリエイターが選んでいるのが、Quadroというグラフィックボードです。
QuadroやGeForce RTXシリーズであれば10bitカラーにも対応していますし、CG向けのパソコンに搭載されるほどの性能なので何年も使えます。

 

モニターにこだわるなら

✅プロはRAW現像にカラーマネージメントディスプレイを使っている
✅ちょっと高いけど正確な色で色の編集ができる
✅ディスプレイポートで接続しないと性能を発揮しない場合がある(10bitの映像出力しないetc)

 

ほとんどの人がQuadroを使う必要はありませんが、プロ仕様の画像処理を挑戦したいのなら必須です。

 

Quadroはほとんどのクリエイター向けのソフトに対応するので、予算に余裕があればQuadroを選ぶのも選択肢の1つです。

 

GuadroエントリーモデルならGeForce RTXシリーズよりも安価になるのでオススメです。

液晶モニターに合わせたグラフィックカード選びも重要

左:EIZO カラーマネージメントディスプレイ 右:4Kディスプレイ

 

RAW現像をする場合は液晶モニターも重要で、写真家は専用のカラーマネージメントディスプレイを使います。

 

 

モニターの表示とプリントアウトした写真の色が違うのを体験したことがありませんか?

 

カラーマネージメントディスプレイには、このような色のズレが起きないように経年劣化で生じた色のズレを工場出荷時の状態に戻せる機能があります。

 

RAW現像をするならカラーマネージメントディスプレイを使うのが断然オススメですが、注意点があります。

 

DisplayPort

 

それはカラーマネージメントディスプレイの性能を発揮させるにはディスプレイポートと呼ばれるケーブルでグラフィックカードと接続する必要があります。

 

なのでカラーマネージメントディスプレイを使うなら、グラフィックカードを搭載したパソコンを選ぶ必要があるでしょう。

RAW現像の処理速度はSSDでも早くなる

 

マザーボードに付けられるCドライブのM.2 NVMe SSD

 

RAW現像時のパソコンの処理速度はグラフィックカードだけでなくストレージの種類によっても大きく変わります。

 

システムドライブがSSDであれば、RAW現像の処理速度をかなり速くできます。

 

最新のM.2 SSDの場合、HDDの4倍以上は処理速度が上がると言われていますので、体感でも随分と違ってきます。

 

なのでRAW現像をする時にはストレージにSSDは必須です。
予算的に厳しいのであればせめてCドライブだけでもSSDにした方がいいでしょう。
編集後の写真データを保存するディスクはHDDでも大丈夫です。

グラフィックボードを搭載したコスパ抜群のRAW現像用パソコン8選

mouse MH-A5G1B

mouse MH-A5G1BはRyzen 5 4500を搭載したコスパ抜群のデスクトップパソコンです。
16GBメモリーとミドルクラスのグラフィックスを装備して価格も抑え目なのでオススメです。
起動ディスクはM.2 SSD NVMeで512GBの容量となっています。

 

RAW現像はもちろん動画編集にも対応できる性能を持っています。

 

mouse MH-A5G1B

CPU: Ryzen 5 4500  
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 

124800円 ⇒ 99800円(税込)

>>公式ページを見る

 

当サイト限定販売でお買い得です

DAIV FX-I5G1B

CPU:インテル Core i5-13400F
メモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce GTX 1650
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB 
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載 
電源:750W

159800円(税込)

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マウスコンピューター mouse K5-I7GM5BK-A

 

mouse K5-I7GM5BK-Aはマウスコンピューターの低価格帯パソコンの中でも動画編集性能を備えたノートパソコンです。
重量は1.97kgで2kgを切るため、15.6インチのノートパソコンの中では持ち運びやすい部類です。
ビデオカードは、GeForce MX550装備。LEDバックライトのスリムなナローベゼルで画面が広く見えます。

 

mouse K5-I7GM5BK-A

mouse K5 メモリ32GBモデルが只今セール対象です
CPU:Core i7-12650H 
メモリ:32GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce MX550 / インテル UHD グラフィックス 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶 
重量1.97kg

159800円 ⇒ 119900円(税込)

>>公式ページを見る

 

当サイト限定販売でお買い得です

mouse K5-I7GM5BK-A

CPU:Core i7-12650H 
メモリ:16GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce MX550 / インテル UHD グラフィックス 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア液晶 

116800円(税込)

>>公式ページを見る

 

パソコン工房のデスクトップパソコン

 

ここで紹介するパソコン工房のデスクトップパソコンに搭載されているビデオカードは、ビデオメモリ8GBのNVIDIA RTX 3050です。
ストレージはシステムドライブに500GBのM.2 SSD NVMeと大容量なので3年現役で使えます。

 

SENSE-M0P5-R56X-NAX

CPU:Ryzen 5 5600X 
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 
メモリ:16GB(PC4-25600) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

128800円(税込)

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パソコン工房のグラフィックカード搭載おすすめノートパソコン

 

パソコン工房のノートパソコンはグラボ搭載でも価格が抑えられておりオススメです。

 

ここで紹介するノートパソコンのグラフィックカードはGeForce RTX 4050 6GB GDDR6で対応します。
メモリは16GBでRAW現像にも十分な容量です。
16インチの液晶モニターで、これだけのスペックでこの価格なら納得です。

 

SENSE-16FX154-i7-PLSX

CPU:インテル Core i7-13700HX 
グラフィックス:GeForce RTX 4050 6GB GDDR6 
メモリ:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 500GB
液晶モニター:16型フルHDノングレア液晶 

184800円(税込)

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ドスパラ raytrek

 

raytrekシリーズは、ドスパラのRAW現像に適したハイスペック部品が詰め込まれているデスクトップパソコンです。

 

フロントからリヤに向けて、スムーズに空気が流れて排熱できるようになっています。
ビデオカードはミドルエンドモデル GeForce GTX 1650 4GB搭載。

 

raytrek 4CDH

CPU:Core i5-13400F 
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

144980円(税込)

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raytrek R5-RL5

 

raytrek R5-RL5はドスパラのRAW現像おすすめ15.6インチ液晶のノートパソコンです。

 

長い時間現像や写真の加工を行なっても、目が疲れないようなノングレアタイプの液晶が使われています。

 

グラフィックスはGeForce RTX 4050 6GB GDDR6で、HDMI・USB Type-Cから外部のディスプレイに接続できます。

 

raytrek R5-RL5

CPU:インテル Core i7-13700H 
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶

162980円(税込)

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ツクモ eX.computer GA5J-C230B3/NT1

 

BTOパソコンショップのツクモのデスクトップパソコン eX.computer GA5J-C230BN/CP4もRAW現像にオススメです。

 

CPUはクリエイターにも人気があるCore i5-13400Fに16GBメモリーとデュアルストレージ仕様です。
ビデオカードはNVIDIA GeForce RTX 4060で価格を抑えつつ性能も担保されており、バランスの良い構成となっています。

 

eX.computer GA5J-C230BN/CP4

CPU:Core i5-13400F
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB

154,980円(税込)

>>公式ページを見る

RAW現像でビデオカードは必要か?QuadroとGeforceの違い まとめ

こんな感じです!

 

まとめ

✅RAW現像の枚数が少ない(一度に50枚以下)
✅カメラの画素数が中程度(2000万画素)
✅カラーマネージメントディスプレイを使わない

 

であれば、無理してグラフィックカードを搭載したパソコンを買う必要はありません。

 

GPU内蔵の最新CPUのパソコンであれば、RAW現像は問題なくできます。

 

もし将来的に3000万画素以上のカメラを買う予定があったり、専用のディスプレイを使ってRAW現像に挑戦するなら、エントリーモデルのグラボを搭載したパソコンがおススメです。

 

パソコンショップのデスクトップPCならグラフィックカードを追加することもできるメリットもありますよ。