RAW現像にチャレンジする方がますます増えているみたいですねー。
一眼カメラは持っているけど、JPEG写真しか扱ったことがないならぜひオススメなのがRAW現像です。
青空のRAW現像は写真の出来栄えが断然良くなりますよ!
LightroomなどRAW現像ソフトを使いこなして専門的なフォトレタッチができるとお仕事でも役立ちます。
ここではこれからRAW現像向けのパソコンを少予算で買いたい方向けに10万円前後のRAW現像向けパソコンを選ぶときのポイントを解説してみます!
最近では随分と価格が下がってきましたが、パソコンというのはピンからキリまであります。
その中でもRAW現像をするパソコンを求めると最低でも10万円近い予算が必要です。
基本的にパソコンで金額が高くなる理由は、性能の良いパーツを使うからです。
最近ではRAW現像向けの低価格パソコンもBTOパソコンショップから販売されていますが、どんな人に向いているのでしょうか?
実はRAW現像をこれから始めるという初心者の人には、10万円以下のパソコンでも十分です。
最初から高いパソコンを買う必要はありませんよ。
例えばAdobeのRAW現像ソフトのLightroom Classic CCでは10万円以下のパソコンでも基本的な作業をストレスなく行うことができるようになっています。
RAW現像ソフトの基本的な作業に慣れて大量の画像処理を行う用になったらスペック不足を感じると思うので、その時にパソコンを買い換えるといいでしょう。
予算が10万円以内でRAW現像ができるパソコンを購入するのなら、CPUはCore i5になります。
Core i5だと性能が落ちてしまうのではと心配する人もいますが、Core i5でも一般的なレベルでRAW現像をする分にはストレスなく動かすことができます。
また予算的に上のクラスであるCore i7を選ぶと10万円以内では他のパーツに予算をかけられなくなるので結局使い勝手の悪いパソコンになってしまいます。
こだわりがなければひとつ前の型のCPUを搭載したパソコンを選ぶというのも手ですが、RAW現像はCPUの性能が重要になるのでなるべく最新のCPUを選ぶのがオススメです。
パソコンの部品の中で基本的にお金がかかる部分はCPUとグラフィックカードの2つです。
グラフィックカードは画像・映像の処理を担うパソコンパーツです
デスクトップパソコンの場合グラフィックカードは後から追加することもできるので、最初はCPUのみCore i5でも最高性能のモデルを選ぶのがお勧めになります。
ただしGPU依存度の高いソフトを使う予定なら予算をもう少し上げて最初からグラフィックカードを搭載したパソコンを選ぶ方が良いでしょう。
10万円以下の予算であれば、購入できる価格帯のパソコンのメモリが基本8GBであることが多いです。
8GBでもRAW現像する写真の枚数が少ない(1回に50枚程度)なら特に問題はありません。
しかしストレスなくRAW現像をするのなら16GBにまで容量アップをしておきましょう。
特にBTOパソコンの場合はメモリの容量も購入時にカスタマイズ(増築)できるので、しっかり上げておくべきです。
ただし16GB以上のメモリは必要ありません。
10万円以下の予算でもメモリは大きな負担にはならないでしょう。
そのため上限16GBは確保するようにしてください。
RAW現像は処理負担の大きい作業ですから、ストレスなく作業するためにも必須の容量です。
多少値段は高くなりますが必要経費と割り切ってしまうのが良いでしょう。
基本的にRAW現像を行うのにグラフィックカードを追加する必要はありません。
しかし編集ソフトによっては、グラフィックボードに依存度の高いものもあります。
どのソフトを使うのかでグラフィックカードをつけるかつけないか検討してみるといいでしょう。
BTOのデスクトップパソコンなら、グラフィックカードは後から追加することもできますので、最初はなるべく高性能なCPUに予算を割り振るのが良いです。
intel CPUにはグラフィックス性能が内蔵しているものが多いですよ。
そしてグラフィックカード非搭載のパソコンを選ぶ時は必ず内蔵GPU搭載のCPUを選びましょう。
例えば、第13世代のインテルCPUの場合「Core i5-13400」と「Core i5-13400F」がありますが、型番の末尾にFが付いているとGPUを内蔵していないので注意してください。
また、グラフィックカードを搭載するとしても、エントリークラスのもので十分でしょう。
予算が10万円以内と限られている場合にどのパーツを優先するかを決めなくてはいけません。
CPU、メモリ、SSDなどが候補ですが、グラフィックカードについては優先度が低いと覚えておくといいでしょう。
10万円台前半の予算でRAW現像に最適なパソコンの一つに、mouse MH-I5U01があります。
このパソコンの特徴は、 最新のCore i5を搭載していることです。
CPUはCore i5-14400で、負荷の掛かるRAW現像の作業をスピーディに行なっていけます。
コア数が10コア・スレッド数が16で高画質の写真でも難なく処理することが可能です。
メモリはCPUの性能を引き出すのに十分な帯域幅のPC4-25600ですが、16GBの容量なのでRAW現像に十分な性能です。
マウスコンピューター公式サイト:mouse MH-I5U01の購入者レビューを確認する
グラフィックカードは非搭載でCPU内蔵のGPUを活用します。
またストレージは500GBのM.2 SSDを搭載しています。
光学ドライブはオプションとなるので必要であれば追加すると良いです。
RAW現像で書き出ししたJPEGをお客さんに納品するためにディスクに焼く必要があるなら、光学ドライブがあると便利かも知れません。
しかし、最近はgoogle photoやファイル転送で納品するフォトグラファーも増えているので無理して搭載する必要もありません。
ブライダルフォトなどきちんとDVDやパッケージに入れて納品する場合には、光学ドライブがあると便利なときもありますよ。
mouse F4-I5U01OB-A
CPU:Core i5-1240P119900円 ⇒ 114900円(税込)
ノートパソコンタイプでRAW現像が出来る10万円以下のモデルは、マウスのmouse F4シリーズがオススメです。
このモデルはマウスコンピューターのリーズナブルなノートパソコンのシリーズで人気のある製品です。
14型フルHDノングレア液晶を搭載しているため、RAW現像の作業を広い液晶画面でしっかり確認しながら行なっていけますよ。
mouse F4シリーズにはインテル Core i5搭載モデルとCore i7搭載モデルが用意されています。
10万円前半のモデルでありながら、マルチスレッドのCPUを搭載しているのが魅力です。
グラフィックスは内蔵GPUで対応、メモリは16GBとなっています。
またmouse F4に搭載のSSDは高速タイプのM.2 SSDです。
読み書きが超高速の M.2 SSDはRAW現像でもオススメです。
データ量の多い画像をRAW現像する時には、データの読み書き速度が遅いと作業が効率的に進みません。
高速化されているSSDでないとスピーディに作業を行なっていけないでしょう。
mouse F4はさらに転送速度が早いNVMe接続のM.2 SSDに変更することも可能です。
mouse F4-I5U01OB-A
CPU:Core i5-1240P119900円 ⇒ 114900円(税込)
GALLERIA DM5C-IG-Cはドスパラの10万円前後で購入できるRAW現像に適したデスクトップパソコンです。
RAW現像に欠かせない高性能のCPUが搭載されています。
第14世代の最新CPUで、インテル Core i5-14400です。
Core i5-14400は10コア16スレッドとなっており、いくつかの負荷の掛かる作業を同時に行なっていけます。
GALLERIA DM5C-IG-Cはメモリが標準で16GB搭載なのでお買い得です。
グラフィックスの処理はCPU内蔵のGPU インテル UHDグラフィックス730が行います。
ストレージは1TBのM.2 SSDで、データの保存場所にHDDをオプションで追加すれば動画編集にも使えます。
コンパクトなボディなのに拡張性の高いドスパラMicro-ATXケースが使われています。
色々な用途に合わせて拡張していけるスロットやスペースが空いていますよ。
ハードディスクやメモリの増設などを購入後にスペックアップしていくのも良いでしょう。
GALLERIA DM5C-IG-C
CPU:Core i5-14400125980円(税込)
RAW現像が出来る10万円前後のノートパソコンを探しているなら、GALLERIA RL7C-R35-5Nがオススメです。
インテルCPU 第12世代のCore i7-12650Hが搭載されています。
メモリは16GBなので、RAW現像作業に十分なメモリ容量です。
ハードディスクは搭載されておらず、500GBのM.2 SSD NVMeのみです。
15.6インチ非光沢液晶の画面で、解像度は1920×1080のフルHDでRAW現像の作業を快適にこなしていけます。
ノングレアタイプの液晶のため、長時間のRAW現像作業をしても目が疲れにくくなっています。
GALLERIA RL7C-R35-5Nは重量が2.1kgで15.6型ノートの中では比較的重めです。
GALLERIA RL7C-R35-5N
CPU:インテル Core i7-12650H129980円(税込)
※8月26日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい。
レノボの10万円台で買えるデスクトップで、RAW現像にお勧めなのがここで紹介するパソコンです。
このモデルには大幅なスペックアップが施されたインテルのプロセッサーが搭載されています。
Ryzen 5 7600が装備されており、メモリは16GBが標準なのでアップグレード不要です。
他にも512GBのM.2 SSD NVMeが搭載されていますよ。非常にコスパの良いモデルです。
デスクトップパソコンは場所を取るイメージがありますが、このパソコンはミニタワータイプなので心配いりません。
拡張性が高いマイクロATXケースのため、パーツ追加も安心です。
デスクトップパソコンは後から拡張することが簡単にできますから、ニーズに応じてハードディスクなどを追加していきましょう。
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8 :カスタマイズモデル
CPU:Core i5-14400F158290円(税込)
ノートパソコンを買う時にチェックしておきたいのがレノボの低価格帯ノートパソコンです。
ここで紹介するノートPCは第13世代のCore i5-13450HXを搭載しています。
コア数は10コア、スレッド数は16で、内蔵GPUはインテル UHD Graphicsです。
DDR4の16GBメモリーの組み合わせで、RAW現像を効率よく行なっていけます。
10万円前半という価格もリーズナブルで良いですね。
かなり安価な価格設定なので、なるべく安くパソコンを手に入れたい方向けです。
Lenovo LOQ 15IRX9 カスタマイズモデル
CPU:インテル Core i5-13450HX118030円(税込)
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画 クリエイターパソコン「G-Tune DG-I5G60」もRAW現像に最適なパソコンとなっています。
G-Tune DG-I5G60はRAW現像で必要な基準を十分に満たしています。
CPUはCore i5-14400Fと、16GBのメモリーを搭載しています。
デュアルストレージタイプのデスクトップパソコンで500GBのM.2 SSD NVMe と2TBのハードディスクの構成です。
Cドライブによく使うソフトだけをインストールして、作成したデータはHDDに保存しておけば問題ないでしょう。
※オプションでLEDケースファンを搭載できます
G-Tune DG-I5G60
CPU:インテル Core i5-14400F199800円(税込)
マウスコンピューターのmouse K5-I7GM5BK-AもRAW現像にオススメのパソコンです。
15.6型ノートPCで、超狭額ベゼルが採用されており 17型のノートパソコンと思ってしまうほど液晶画面のサイズ感が大きいです。
マウスコンピューター公式サイト: mouse K5-I7GM5BK-A の購入者レビューを確認する
重量は1.97kgなので重量が少しありますが、持ち運べないことはありません。
CPUは第12世代Core i7-12650HでストレージもM.2 SSDと高速な転送速度でRAW現像を快適に出来ますよ。
mouse K5-I7GM5BK-A
CPU:Core i7-12650Hシークレット価格 ⇒ 129800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
mouse K5-I7GM5BK-A
CPU:Core i7-12650H132800円(税込)
>>販売終了しました
ヒューレットパッカードのRAW現像が出来る10万円以下のデスクトップパソコンなら、HP Pavilion Desktop TP01が一押しです。
インテル 第13世代 Core i5-13400を搭載していて、メモリも標準で16GBを積んでいます。
グラフィックはインテル UHD グラフィックスです。
インターフェースは充実していて、ケース前面にカードリーダーやUSB3.1端子が4個、USB Type-C端子が1つ付いています。
背面にはHDMIとDisplay Portを装備しているので外部のディスプレイに簡単にRAW現像した画像を映し出せます。
これならハブ類を使って拡張しなくても良いので便利ですね。
HP ENVY x360 13-bf
CPU:インテル Core i5-13400
メモリ:16GB
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
グラフィックス:インテル UHD グラフィックス
89,800円~(税込)
ヒューレットパッカードで10万円前後のRAW現像向けノートパソコンはHP ENVY x360 13-bfがあります。
13.3インチながらベゼルが狭く広々とした液晶モニターを搭載しているのでおすすめです。
2in1でタブレットにもなるのが魅力です。
RAW現像の際には、少しでも大きな画面で画像を確認したいものです。
このモニターなら十分作業を行なっていけるでしょう。
重さは1.33キロとかなり軽量で、厚さはもっとも分厚い部分でも18mmしかありません。
それでも加工の工夫によって、高い耐久性を実現しています。
そしてCPUの性能も妥協していません。
インテル Core i5、i7から選ぶことができ、メモリは8GBと16GBから選べます。
マルチタスクも難なくこなしていけるだけのスペックです。
バッテリー駆動は約15~17時間持ちますから、電源が確保できない外出先でも落ち着いて作業を続けられます。
HP ENVY x360 13-bf
CPU:インテル Core i5-1230U
メモリ:8GB
ストレージ:NVMe M.2 SSD 512GB
グラフィックス:インテル UHD グラフィックス(内蔵GPU)
液晶パネル:13.3インチ・WQXGAブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
142,800円~(税込)
こんな感じです!
10万円以下の予算でRAW現像に向いているパソコンを購入するときのポイントは
✅CPUは最新のCore i5を狙う
✅グラフィックカードは妥協すべし。なくてもOK
✅メモリは重要。予算が許されるなら16GB
✅ストレージはSSDがオススメ。容量は外付けで補う
です。
以上の4つのポイントに注意すれば10万円以内の予算でもRAW現像作業を快適に進めることができるパソコンを手に入れることができますよ!