一眼レフカメラにはバッテリーグリップというアクセサリーがある。
バッテリーグリップを装着すると2個のバッテリーを装填出来て、本体も大きくなりグリップ力が増す。
重量が重くなるが、プロのフォトグラファーにとっては安定して撮影できるメリットの方が大きいと考えられている。
EOS5D mark3にもバッテリーグリップがもちろん存在し、純正バッテリーグリップと互換バッテリーグリップの2種類から選ぶことができる。
このエントリーではこの2種類にどんな違いがあるのか、その点をまとめてみた。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark III レンズキット EF24-105mm F4L IS USM付属
純正バッテリーグリップとはカメラを製造しているメーカーが扱っているアクセサリーで、いわば正規品のようのものだ。
例えばEOS5D mark3であればCanonから発売されている対応のバッテリーグリップ BG-E11がそれだ。
一方で互換品バッテリーは非純正とも言われ、他メーカーが扱っている。主に海外メーカーの製品となる。
互換品は純正のものと比較して値段が安いなどメリットもあるのだが同時に大きなリスクも抱えている。
Canon BG-E11バッテリーグリップ互換品 EOS 5D MarkIII/LP-E6
✅純正品に比べて非常に安い
✅不良品も結構ある
✅ファームウェアのバージョンアップに対応していない製品が多い
互換バッテリーグリップはまず不良品が多いのも特徴の一つであろう。
いざ購入したら使えなかった、すぐに壊れてしまったなどのトラブルだ。
特にファームウェアのアップデートは対応していないことが多いため、初期状態では使えていたがファームウェアのアップデート後使えなくなるというケースが多発する。
互換品は純正と違いどうしてもこうしたリスクが生まれてしまう。
純正品はバッテリーグリップもファームウェアのアップデートが行われるためこのような障害が起こらない。
そのため安全に、安心して使うならやはり純正バッテリーグリップを購入すべきだろう。
5D mark3に関して言えばCanon バッテリーグリップ BG-E11が純正バッテリーに該当する。
5D mark3用に開発されたバッテリーで、大容量バッテリーなので5D mark3を単体で使用した場合と比較して最大2倍近い撮影が可能になっている。
これならバッテリー残量を気にすることなく思う存分撮影を楽しめるだろう。
シャッターボタン、メイン電子ダイヤル、マルチコントローラー、AFフレーム選択ボタン、AEロック/FEロックボタン、AFスタートボタン、マルチファンクションボタンを装備し快適に撮影が可能となっている。
縦位置撮影もしやすいためバッテリーグリップとして必要な機能は一通り揃えていると考えていいだろう。
純正品だけあって非常に優れたバッテリーグリップだ。
Canon バッテリーグリップ BG-E11
✅純正バッテリーグリップ。安心感がある
✅縦位置撮影も安定。便利なボタンを装備
✅価格が少し高い