※2024年3月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
一眼ムービーを撮るときに必要なのが指向性のガンマイクだ。
カメラに内蔵されているマイクでは狙った音が録りづらい。
これはEOS7DMarkIIも例外ではない。
EOS7DMarkIIで動画を撮影する場合は外付けのマイクが必要になるだろう。
外付けの指向性マイクなら遠くに離れた人の声もしっかり収録できる。
このエントリーではEOS7DMarkIIにガンマイクを装着する方法とオススメのマイクについて説明しよう。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark II EF-S18-135 IS STM レンズキット
EOS7DMarkIIへの外部マイクを装着する際、取り付け方についてはビデオカメラ対応マイクを本体上部にあるフラッシュマウンターへと装着する事で、外部マイクを装着する事が可能となる。
マイクに付属しているオーディオケーブルは、EOS7DMarkII本体の外部マイク入力端子へと接続を行う。
パソコンなどで活用されている一般的なマイク入力端子は直径3.5mmのモノラルミニ端子であるが、ビデオカメラに接続するタイプのマイク端子は3.5mmのステレオミニ端子仕様となっている。
これはビデオカメラの撮影機器において、単にマイクという場合にはステレオマイクの活用が一般的に活用されているためである。
ガンマイクは指向性のあるステレオマイクであるため、カメラに装着されたマイクユニットが人間の耳の様になりリアルなオーディオ信号を記録する事ができる。
そのため、カメラと外部ステレオマイクを活用してビデオ撮影を行う事で、あたかも撮影したその場所に自分がいるかのような高い臨場感を持った動画を作成する事が可能となる。
また小型マイクの多くはコンデンサーマイクとなっており、金属板(ダイヤフラム)の振動による精度の高い音声信号の録音を行う事ができる。
各々の特徴から外部マイクを拡張する事によって、一眼ムービーはデジタル機器の特性に合った高い解像度のある映像に高品質な音声収録を行う事が可能になるのである。
外付けマイクを購入する際はまずCanonのサポートページEOS 7D 使用可能な外部マイク(ステレオ録音)を確認しよう。
ここではEOS7DMarkIIが装着できるオススメのガンマイクを紹介しよう。
まず紹介するのはSENNHEISER MKE 400だ。
SENNHEISER(ゼンハイザー)はヘッドホンやマイクのメーカーで業務用の指向性マイクではプロに絶大な信頼性がある。
中でもMKE400はゼンハイザー製で一眼カメラでも対応できるガンマイクの一つだ。
電源は電池で。単四バッテリー1本で300時間の動作が可能だ。
SENNHEISER MKE 400
✅ゼンハイザー製マイク
✅音質はかなりクリア
✅単四バッテリーで300時間駆動します
RODE VideoMic Pro Rycote コンデンサーマイクはRODE社製の指向性マイクだ。
9V形の乾電池が電源だ。
マイク部分はゼンハイザーよりもやや大きい。RODEの指向性マイクもゼンハイザーに負けず劣らずの信頼性がある。
RODE VideoMic Pro Rycote コンデンサーマイク
✅RODE製マイクの上位モデル
✅9V電池で駆動
✅ハイパスフィルターでホワイトノイズも防止
SENNHEISER MKE 400、RODE VideoMic Proともに9V形の長方形電池を利用する。
電池駆動のマイクのほうが高性能なのだが、電池を用意する手間が面倒な場合はプラグインパワーのマイクもある。
RODE ロード VideoMic GO コンデンサーマイクがそれだ。
カメラから電力を供給するので無駄な出費がない。
さらにRODE ロード VideoMic GO コンデンサーマイクにはショックマウントを搭載している。
一眼レフカメラの場合、ズームやオートフォーカスの振動音まで拾ってしまう場合があるのだが、このような振動音を軽減してくれるのがショックマウントだ。
ショックマウントでカメラと接続するためレンズの作動音を拾いにくくしている。
作動音が静かなレンズと合わせて使えばノイズはかなり軽減されるだろう。
RODE ロード VideoMic GO コンデンサーマイク
✅RODE製ショックマウント付きマイク
✅プラグインパワーで電池要らず
✅低価格なのに性能はイイ!
一眼カメラはいずれにしてもビデオカメラに比べると標準的に備わっている音声収録機能ではやや劣る。
しかし外付けの指向性マイクを装着すればビデオカメラにも劣らない高音質なビデオ収録が可能だ。
マイクの選択基準にもう一点付け加えるとすれば、伸縮可能なカールコードタイプのものがオススメだ。
カールコードなら撮影中邪魔になることもないだろう。