キヤノンのEFレンズの中でも高品質なレンズ群でLレンズがあります。
そのなかでも最も人気が高く、プロのフォトグラファーが定番として使用されるレンズが標準レンズ EF24-70L IS USMです。
EOS 6D markII にはこのレンズが付属するレンズキットが販売されています。
元々かなり高いレンズなので、レンズキットにしてもかなりお高くなっています。
このEOS6DmarkII を含め、このレンズは値段に見合う価値があるのでしょうか?
ここではEF24-70L IS USMの良し悪しを検証してみます。
Canon EOS 6D Mark II EF24-70L IS USM レンズキット
35mmフルサイズ撮像素子を使用しているキャノンEOS6D MarkIIは、ボティのみの販売以外にレンズキット販売もしています。
EF24-70L IS USMは、広角の焦点距離24mmから望遠の入り口にあたる70mmの焦点距離をカバーする標準系ズームレンズです。
開放F値は4と標準的な開放値ですが、望遠領域ではボケを活かした描写も可能です。
全長は10センチメートル弱で重さは約600グラムとなり、EOS 6DmarkIIと合わせて約1400gとなります。ずっしりとした重さはありますが、高級感があって高画質です。
Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F4 L IS USM
この動画ではユーチューバー瀬戸弘司さんがEOS6DmarkII とEF24-70L IS USMについて詳しくレビューしてくれています。
動画12分ぐらいからEF24-70mm F4 L IS USMについてよく分かるので、このレンズキットに興味がある方はぜひ視聴してみましょう。
EF24-70mm F4 L IS USMがフォトグラファーに定番利用される点として使い勝手の良さがあります。
望遠領域の端では、マクロ撮影に切り替える機能がついています。
マクロ撮影とは一般的なレンズではできない近接撮影のことですが、このEF24-70mm F4 L IS USMはマクロ機能に切り替えますと20cmまで近づいて撮影できます。
また、被写体の大きさに対する撮像素子上の像の大きさを撮影倍率と言いますが、このレンズでは撮影倍率が最大0.7倍となっています。
マクロレンズとは言わないまでも、被写体をかなり大きくとらえることができる点も魅力です。
そして、マクロ撮影でよく使うマニュアルフォーカスへの移行も簡単に出来るようになっています。
写真は flickr EF24-70mm f/4L IS USM 作品から引用しています
EOS6D MarkIIにEF24-70mm F4 L IS USMが付属するレンズキットは、スナップや風景、そしてポートレートまで撮影可能な使い勝手の良い組み合わせです。
そして、マクロ撮影もできますので、お値段は少し高いですが、買う価値は十分にあるレンズです。
EOS6D MarkII をレンズキットで購入し、EF24-70mm F4 L IS USMを手に入れておけば、将来的に5Dシリーズや1Dシリーズに買い替えたとしても継続して活用できるでしょう。
Canon EOS 6D Mark II EF24-70L IS USM レンズキット