EOS 9000Dで広角レンズを購入しようと思うとき、同じCanon純正の広角レンズから選ぼうとするかもしれないが、実は広角レンズは純正レンズでないほうが良い。
他社製のレンズのほうが描写力があって性能のいい広角レンズが揃っている。
なかでもタムロンとシグマの広角レンズがオススメだ。
ここではEOS 9000Dに合う純正以外の広角レンズの選び方とオススメの広角レンズを紹介しよう。
Canon EOS 9000D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM 付属
EOS 9000D用の広角系のズームレンズは、キャノンEF-Sシリーズにもあるのだが、ここではSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMをオススメしたい。
キャノンのEF-Sシリーズには、広角ズームレンズとしてEF-S10-18mmF4.5-5.6 IS STMがあるが、レンズの明るさを比べると納得できるだろう。
SIGMAは全域でF3.5に対して、キャノンはF4.5-5.6と少し暗くなってしまうのだ。
Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMは、焦点距離が10mmから20mmの広角レンズとなる。
EOS 9000Dで10mmというとフルサイズ換算で約16mmとなる。
そして、20mmは同様に32mm程度となり1番使いやすい広角レンズと言える。
それからSIGMAはレンズの素材に非球面と特殊硝材を用いており、合計13枚で構成している。
この効果は画質にハッキリとあらわれており、絞り開放値からシャープな描写だ。
写真は flickr SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 作品から引用しています
これを数段絞ることでよりシャープな描写となり、キャノンの純正広角レンズでは表現できない美しい画像が撮れる。
そしてAFには超音波モーターを使っているので速くて静かだし、ピントの微調整も楽にできる。
価格面で見てみるとSIGMAの方が少し高くなっているが、この性能の広角レンズなら決して高い方ではないだろう。
絞り値が小さく明るいレンズは大口径のレンズを使用していることになる。
SIGMAのほうが上質なレンズを贅沢に使用することで美しい画像を作ることができるのだ。
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
✅F3.5通しの超広角レンズ
✅絞り最大解放でも解像度が高い
✅逆光にもつよく歪みも少ない