EOS9000Dを使っていてマクロレンズが欲しくなったとき、どのマクロレンズを選んだらよいだろうか?
マクロレンズも奥が深く、標準マクロレンズ、中望遠マクロレンズ、望遠マクロレンズと種類が豊富だ。
そして純正マクロレンズ以外にも各レンズ専門メーカーからマクロレンズが発売している。
ここではフォトグラファーに人気があるマクロレンズとマクロレンズの選び方を解説しよう。
Canon EOS 9000D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM 付属
マクロレンズは一般に馴染のないレンズだろう。
主な特長は普通のレンズより被写体の近くに寄って撮影できることだ。
デジタル一眼レフカメラのEOS 9000Dを使って近接撮影したいのなら、このカメラに合うマクロレンズはEF-SレンズもしくはEFレンズになる。
例えば、Canon純正なら望遠系マクロレンズのEF-S60mm F2.8 マクロ USMだ。
このレンズの焦点距離は60mmだが、APS-CサイズのEOS9000Dの場合、焦点距離は90mmとなる。
この距離は中望遠となり、被写体から少し離れた位置から撮影するマクロレンズとなる。
たとえば蝶や虫など近づくと逃げてしまうような被写体を撮影する場合、このようなマクロレンズが役に立つ。
EF-S60mm F2.8 マクロ USM
実は写真家の間で人気があるマクロレンズメーカーがある。
それはタムロンだ。TAMRONはマクロレンズの開発・研究に力を入れている。
1979年に初代マクロレンズが開発されて以来、写真家にタムロンの90mmマクロレンズが指名買いされてるのだ。
APS-C機の場合、TAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1が魅力のあるレンズとなる。
開放絞りがF2とポートレートも撮れる望遠系にもかかわらず明るいレンズでボケ表現も美しい。
写真は flickr TAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 作品から引用しています
マクロレンズのすごいのは、被写体をクローズアップできて細部まで鮮明な画像が得られるところだ。
このTAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1は、開放絞りが明るいだけでなく等倍までの撮影ができる。
等倍とは、被写体とセンサー上に写される画像が同じ大きさということだ。
言うなれば虫眼鏡で見るような写真が撮れる。
それにレンズの設計に工夫が凝らされているので高画質だしAFも秀逸だ。
それから、画像センサーがAPS-CサイズのEOS 9000Dのようなカメラ用に作られているので、装着して違和感もないし重さも350g程だから軽い。
長さは約80mmだから手の中に入ってしまうくらいだ。
やはりマクロレンズといえどもF2の明さは魅力的だし、マクロ撮影ではよく使うマニュアルフォーカス操作への移行も簡単だ。
そして、マニュアルとAFの切り替えもスムースにできる。こんなところもプロに使われる理由かも知れない。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII
✅写真家に評価が高いタムロンマクロレンズ
✅最短撮影距離23cm。寄れます!
✅最大撮影倍率1倍