EOS 9000Dで単焦点レンズが欲しくなった場合、まず最初に候補に挙がるのがキヤノンユーザーに神レンズと呼ばれるほど評判が良いCanon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STMだろう。
しかしEOS 9000Dユーザー初心者にはこのレンズ実は使いにくい。
これよりもむしろオススメしたいレンズがある。
ここではEOS 9000Dで単焦点レンズを選ぶときに注意したいコトやオススメのレンズを紹介しよう。
Canon EOS 9000D レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM 付属
EOS 9000Dのレンズで、開放F値が小さい(ボケ味が強力な)レンズを望むなら単焦点レンズを選ぶことになる。
単焦点レンズならキットレンズとは全く違う美しいボケ味を表現できる。
そんなレンズとしてオススメなのがSIGMA Art 30mm F1.4 DC HSMだ。
キャノンEFレンズにも同じような単焦点レンズはあるが、何故SIGMAを選ぶのかを説明してみよう。
SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用
この動画ではSIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F1.4 DC HSMがどのようなレンズか詳しく解説してくれている。
動画後半では作例も紹介してくれているのでぜひ視聴してみよう。
まず、この単焦点レンズはSIGMA独特の特殊な高性能レンズを使用した8群9枚構成になっている。
特殊レンズを使っている理由はずばり画質の向上に役立っているためだ。
それに開放F値が1.4と極めて明るいから、ボケ味を入れた写真が撮りやすくなるし、多少暗くてもフラッシュ無しの手持ち撮影も楽にできる。
そして30mmという焦点距離は、EOS 9000Dに装着すれば標準の焦点距離になるのだ。
キヤノンの単焦点レンズ EF50mm F1.8 STMはCanon フルサイズの一眼レフカメラに装着すると標準焦点距離になるのだが、9000Dに装着すると焦点距離は75mmとなり中望遠レンズとなる。
実はこの焦点距離は被写体と距離をとる必要があり、初心者には非常に扱いにくい。
APS-Cセンサー搭載のEOS9000Dならそれよりも30mm程度の焦点距離が標準となるので、結果撮影しやすいのだ。
SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSMは、画質が良いことと開放F値が明るい以外に、30cmまでの近接撮影が可能だという点も見逃せない。
やはり標準系のレンズは、できるだけ被写体に近寄って撮影したいからだ。
そうすることにより、望遠で撮った写真より迫力が違ってくる。
写真は flickr SIGMA Art 30mm F1.4 DC HSM 作品から引用しています
AFの作動も軽快だし、言うところはあまりないのだが、重さが400gを超えるところがデメリットと言える。
実はEOS 9000DにはキャノンのEF-Sシリーズのレンズが合うのだが、このSIGMA Art 30mm F1.4 DC HSMと似たスペックのレンズは、EF-S35mm F2.8 マクロしかない。
開放F値が2段階違うところが、このSIGMAのレンズを押す理由だ。
SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用
✅F1.4のレンズなのに4万円以下で安い
✅明るいレンズ。ボケ味は強力
✅EOS9000Dに最適な焦点距離です