EOS 9000Dが2017年4月に発売された。
2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載したキヤノンの一眼レフカメラだ。
EOS 8000Dの後継モデルで今回のリニューアルでボディ側に手ブレ補正機能が追加されている。
ボディのみ、ズームレンズキット、ダブルズームレンズキットの三種類が発売され、中でもダブルズームレンズキットがお買い得感のある価格に設定されている。
EOS 9000Dはやはりダブルズームレンズキットで購入するべきだろうか?
ここではレンズ性能を見極めながらダブルズームレンズキットを検証してみよう。
EOS 9000D ダブルズームキット
一眼レフはレンズ交換できるところが1番の魅力だろう。
ここで紹介するEOS 9000D ダブルズームキット EF-S18-55mm/EF-S55-250mm 付属は、EOS 9000Dのボディに2本のズームレンズを加えたセットだ。
1本のズームレンズは、広角から標準そして望遠の入り口あたりまでカバーしていて、もう1本はかなり広い範囲をカバーするのが望遠ズームレンズだ。
1本目のEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMは、重さが約200gで長さが75mm余りの軽量コンパクトな作りだ。
大体の画角は広角側で75度、望遠側では28度とスナップやポートレートを撮るのに適している。
普段はこのズームレンズだけで、撮りたいものはほとんど撮れるのではないだろうか。
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
もう1本のEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMは、重さが約375gで長さが111mmあまりだから1本目より嵩張るが、望遠系のズームレンズとしてみればコンパクトな方だろう。
大体の画角は、28度から6度と望遠側の端では、かなり遠くの被写体も鮮明に捉えられる。
写真はFlickrのEF-S55-250mm F4-5.6 IS STM作品から引用しています。
だからスポーツや野生動物などを撮りたい時には重宝するに違いない。
Canon 望遠ズームレンズ EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
さて、この2本のズームレンズの後ろに付いているISとSTMの意味を説明しておこう。
ISの方はISユニットという手ブレ補正機構を搭載しているということだ。
STMはAFを作動させるモーターにステッピンクモーターを使っているという意味となっている。
この2つのおかげで、手ブレのないピントの合った写真あるいは動画が撮れるだろう。
EOS 9000D ダブルズームキット
✅手ブレ補正機構を搭載した日本のレンズとセット
✅EF-S18-55mmはポートレートに最適
✅EF-S55-250mmはスポーツ写真や運動会の撮影に最適