大阪天神祭りの花火の撮影スポットを探したよ!

※2024年9月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています

 

花火を長時間露光やバルブ撮影で本格的に撮りたいと思って撮影機材を揃えました。

 

 

臨むのは大阪の天神祭りです。

 

天神祭りの花火を撮るのは今回初めてなので、撮影スポットも分かりません。
なので事前に色々調べて、当日見つけた撮影スポットを紹介します。
作例も紹介しますので、撮影場所探しの参考にしてみてください。

まず最初にネットで天神祭りの花火観覧場所の穴場を探しました。

そこで見つけたのが中野南公園です。

 

ここなら公園なので三脚立てても怒られる心配はなさそうです。

 

 

着いたのは花火が始まる2時間半前の5時頃です。

 

暑い日のせいか人がまったくいません(笑)

 

ひとまずここで撮影に向けて腹ごしらえしました。5時半までいましたが、全然人が来ないのでかえって不安になりましたよ。

 

もし撮影にもってこいの場所なら他のカメラマンも準備して待機しているはずです。

 

よし。場所を変えてみよう。

次にやってきたのが京橋のクリスタルタワービルのすぐ近くで寝屋川河川沿いのエリアです。

 

 

公園と言えるほど広く整備された場所でもありませんが、大阪市の施設の敷地のようです。

 

近くにベンチのようなものもあるので、このあたりなら三脚を立てても問題ないかもしれません。

 

しかし、花火が見えるのかどうか定かではなく、他のカメラマンさんもおりませんので不安で、やっぱりここも移動することにしましたよ。

 

 

次に向かったのは大阪リバーサイドホテルや毛馬桜ノ宮公園の川を挟んで向かい側の大川沿いです。

 

 

都島橋から南に向かって歩き、川沿いに行ける小さな路地を見つけました。

 

民家の間を入っていくので道はかなり狭いです。

 

 

三脚を立てたカメラマンさんたちが他にもたくさんいたのでこれは撮影スポットに違いない。

 

私も三脚をセッティングすることにしましたよ。

 

微妙に草木が生い茂っており、花火の撮影で葉がフレームインしそうですねえ。

 

良いポジションとは言えませんでしたが、花火の時間も近づいてきておりましたのでココに決めました。

 

近くにカメラをセッティングしている方の迷惑にならないよう三脚を立てましたよ。

 

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7時ごろから船渡御(ふなとぎょ)がたくさん川を下ってきましたよ。

 

 

7時半の花火打ち上げ予定時間に近づいてきましたが、まだ日は暮れていません。

 

バルブ撮影や長時間露光ではシャッタースピードを遅くするので、レンズをF11以上に絞りこみますが、それでも露出オーバーしそうです。

 

持ってきたNDフィルターを取り付けることにしましたよ。持ってきたのはTiffen(ティッフェン)の可変NDフィルターです。

 

 

可変NDフィルターはNDフィルターの濃度を変えるのに何枚も持ち運ばなくても良いので便利です。
完全に暗くなったらNDフィルターは外す予定です。

 

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花火が打ち上がり始めました!

 

興奮のあまりピント・露出も合わさず長時間露光(シャッター速度30秒)で撮影をしてしまいました(笑)

 

ちょっとオーバー露出気味でピントもボケています。

 

 

落ち着きを取り戻して適正露出に合わせ、ピントもマニュアルで合わせましたよ。

 

んー。ポジションが悪く工事現場のクレーンのアームのようなものが移りこんで最悪です(泣)

 

 

α7IIIはカメラの設定でAPS-Cモードに切換えることができます。

 

そうするとクロップされるので1.5倍ほど焦点距離が稼げます。寄ってみました。

 

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うーん。見事なクレーンですこと。

 

 

というわけで寄りの写真は完全に諦めて風景を入れて撮影することにしました。

 

 

昼間の場所取りの時点では花火が打ち上がる場所が読めず、今回は非常に残念な場所に三脚を設置してしまいました。

 

もう少し川沿いを南に下り、リバーサイドホテルのちょうど川を挟んで向かいぐらいが撮影場所に向いているのではないでしょうか。

 

 

花火の打ち上げ場所は二か所で、旧造幣局近くの川沿いの方でも花火を打ち上げていますね。

 

この撮影ポジションでは帝国ホテルが邪魔して、そっちの花火が半分ぐらいしか見えませんねえ。

 

 

撮影にも慣れてきましたのでホワイトバランスを変えてみることにしました。

 

NDフィルターはもうすでに外しています。

 

 

今回はフルサイズのα7ⅢにSEL2470GMを用いて撮影しました。

 

焦点距離24mmで撮影すると川沿いも入りますが、川を渡る船の灯が長時間露光によって光の線になって写りこんでしまいます。

 

この位置で撮影するなら焦点距離70mm以上ある望遠レンズのほうが良さげですねえ。

 

 

70-200mmの望遠レンズなんて良いのではないでしょうか?

 

私が三脚を立てた位置の周りには望遠レンズで撮影する方や、望遠に強いマイクロフォーサーズのカメラ(パナ機やオリンパス機)が多かった気がします。

 

花火の開始時はまだ結構明るいので、長時間露光やバルブ撮影をしたい方はNDフィルターを持っていった方が良いでしょう。

 

大阪天神祭りの花火の撮影スポットを探したよ! まとめ

 

こんな感じです。

 

大阪天神祭りの花火撮影スポットは他にもあると思いますが、料金のかからない撮影場所で良いのは大川沿いになると思います。

 

大阪城北詰駅や藤田邸跡公園では人が多すぎて三脚を立てるのは難しいかもしれません。

 

環状線桜ノ宮駅を降りてすぐの毛馬桜之宮公園周辺は二つの打ち上げ場所から上がる花火を両方見て楽しめそうですが、屋台もいっぱいで撮影場所としては難しいエリアです。

 

花火は観覧場所から少し離れた位置で望遠レンズを使って撮影するのが他の人の邪魔にもならないのでオススメです。

 

お酒を飲んでいる人も多いので、くれぐれもトラブルに巻き込まれないように撮影してくださいねー。

 

以下のページでは当日撮影した他の写真も紹介しているので合わせて見てください!