撮り鉄の方のマナーの悪さについてニュースになるようなこともあるぐらい、マナーの悪いカメラマンが増えているみたいですね。
私も気をつけてはいるものの、三脚を持って撮影するときは特に他人に迷惑をかけてしまう確率が高くなってしまいます。
それでは花火の撮影時のマナーにはどのようなものがあるのでしょうか?
ここではこれから三脚を使った花火の撮影に挑戦する方向けに花火撮影のマナーについてまとめてみました。
この動画はユーチューバーのuzumaxさんが三脚で観光地を撮影する時のマナーについてお話してくれています。
参考になるのでぜひ視聴してみてください。
花火撮影は夜に行うこともあって、他の花火観覧客とのトラブルにもなりかねません。
アルコールを飲んでいる方もいるので、下手をすると揉め事に巻き込まれてしまいます。
そうならないためにも安全に花火を撮影できる方法を知っておく方が良いでしょう。
花火の撮影で守りたいマナーは以下の5つです。
・むやみに観覧場所の前に陣取らない。
・撮影場所を昼間に確保する。三脚はあらかじめ立てておく。
・三脚はなるべく一本で撮影に臨む。
・フラッシュはたかない。懐中電灯を使わない。
・花火の情報を事前に調べる。
花火の観覧客の中にはマナーの悪い場所取りを行っている方がいるのをニュースで見たことがあります。
花火の観覧で人気のスポットは当日人だかりになります。
そのような中に三脚を立てて撮影を始めると他の観覧者に迷惑がられます。
実は花火を見て楽しむのに良い場所と、撮影を楽しむのに良い場所は違います。
花火はなるべく打ち上げ場所に近い方がキレイに見れますが、花火の撮影では近すぎるとむしろ良い写真が撮れません。
また人も多く、三脚が禁止されている場所もあります。
花火の撮影は人が少ない場所から望遠レンズで撮るのが最適です。
花火を撮る当日は昼間に撮影場所を確認しておきます。
望遠レンズで撮影するなら、花火会場から少し離れた場所で撮れるので、ブルーシートで撮影場所を確保する必要がないかもしれません。
ただし、花火が始まる前には撮影場所にスタンバイして、早めに三脚を立てる方が良いです。
花火が始まってから三脚を立てると後ろにいる人の邪魔になる恐れがあります。
早い段階で三脚を立てておけば、後ろで場所をとる人もなくトラブルを避けられるはずです。
この動画ではジェットダイスケさんがマナーの悪いカメラマンに出くわして、その時の様子について語ってくれています。
同じ写真家としてジェットダイスケさんは注意したそうですが、話を聞いていると「こういう人いるいる。」って感じでしたよ。
ぜひ見てみましょう。
カメラ2台で花火の撮影に臨めば、ズームとワイドで二種類の写真を撮影することができます。
だけど、2台のカメラにそれぞれ三脚を用意する必要があるので荷物になる上に場所も取りますよね。
自分以外にも三脚を立てて撮る方が近くにいる場合は要注意です。
もしミラーレス一眼を使っているなら、カメラが軽量なので一台の三脚にカメラを2台取り付けることが出来るプレートを用いるのがオススメです。
フラッシュが内蔵しているカメラを使う場合は要注意です。
三脚を立てて撮影している方は長時間露光やバルブ撮影を行っている方が多く、そのような方の近くでフラッシュをたいて花火を撮影すると迷惑になってしまいます。
また手元を照らすために懐中電灯を持っている方もいますが、なるべく小さなライトで対応するのがオススメです。
ペンライト程度なら他の人の迷惑にならないでしょう。
スポーツの写真家さんから、「スポーツの写真を撮るときは、まずその競技のルールを知らなければならない。」と学んだことがあります。
ルールが分からないと、競技が盛り上がるタイミングや撮り高を上げられるチャンスを逃してしまうからです。
花火もスポーツと同様に、花火の種類や名前を知ることが、良い写真を撮るための秘訣となります。
花火の名前はスターマインや柳ぐらいは聞いたことがあると思いますが、他の花火の名前が思い浮かばないなら、事前に花火の名前と種類をネットで下調べしていきましょう。
そして、もし可能であれば花火のプログラムを当日入手しましょう。
観覧場所でプログラムを販売している花火大会もあります。
コツはgoogleの画像検索で「〇〇市 〇〇祭り 花火」で探すと花火の写真や交通規制のマップ、祭りのプログラムが見つかります。
花火の写真で撮影した位置がわかり、どのぐらい離れた位置でも見れるのかが分かりますよ。
撮影に臨む前に可能な限り情報を入手していきましょう。
こんな感じです!
繰り返しになりますが
✅むやみに観覧場所の前に陣取らない
✅撮影場所を昼間に確保する。三脚はあらかじめ立てておく
✅三脚はなるべく一本で撮影に臨む
✅フラッシュはたかない。懐中電灯を使わない。
✅花火の情報を事前に調べる。
以上のことを守りつつ花火を存分に楽しみましょう。
液晶モニターだけでなく花火を目で見て楽しむのも忘れないでくださいね!